深夜2時近くに帰宅した彼と少し電話で話す。

お互い 『少しだけ・・・』って思っていたはずなのに
気付いたら4時近かった。

何かの弾みで 以前 彼にプレゼントした
ネクタイの話題になった。

彼の仕事柄 お客様に会ったり
会社での立場上 下手なものはプレゼント出来ないし
スーツやワイシャツ ネクタイ等など彼にはこだわりがあるらしく
人からプレゼントされたネクタイは ほとんどしない!って
耳にタコが出来るくらい聞いていたから
初めてネクタイをプレゼントした時は緊張した。

「今度の講演の時に着けるから」って聞いた時はホント嬉しかった。



「みきからもらったネクタイを着ける時は
 みきのこと考えてるよ。」
「みきに首 絞められてるみたい」
「週?ペースで着けてます」
「食堂のおばさんに『先生 そのネクタイ●●のでしょ?誰にもらったの?』ってからかわれてるし・・・。」


彼が嬉しそうに話してくれて
話を聞いている私も嬉しくなって
涙がポロっと落ちそうになった。

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