現実・・・。

夕方 彼から電話をもらった。

予告なしで。(笑)

ちょうど会社の友達と一緒に駐車場まで歩いていた。

鞄の中にマナーモードにして
携帯とPHSを別々のポケットの中へ入れていた。

携帯は取り出しにくい所。
PHSはすぐに取り出せる所。

車に乗り込んでエンジンをかけて
助手席に置いた鞄のポケットの中のPHS
着信を知らせる光が点滅していた。

車を走らせてPHSを取り出したら
やはり着信あり。
電話をかけた。

何も言わずに切られた・・・。

折り返し彼が電話をくれた。(苦笑)

彼は夕飯を食べに行く途中。
私は帰宅途中。

途中 ショッピングセンターの駐車場に車を止めた。

会話が弾んでいるときって
少しでも長く話していたい。

家にも帰りたくない。

お互い車から降りたくなくて
むやみやたらと会話を延ばす・・・。

彼に帰宅を促されて 現実に戻される。

「子供達がお腹空かせて待ってるぞ」

私は子供達の母親であり 妻であり・・・。

彼の奥さんではない・・・。

彼の為に料理を作ることも・・
彼の帰宅を待つことも・・
何も出来ない・・・。

辛いけど これが現実・・・。