小さな抵抗。
2003年6月27日昨夜 彼と久々に長電話した。
少しだけのつもりだった。
気付いたら2時間経っていた・・・。
***********************
他愛のない話。
少しギクシャクした感じだったけど
普通に話せるようになるまでは
そんなに時間はかからなかった。
普通に話してる自分が不自然なのかな?
受話器の向こうにいる彼は以前と変わらない。
土日にレースが控えている。
先日は久々に二日酔いになった。
仕事のこと・・・。
色々と話した。
彼の携帯が鳴った。
「携帯鳴ってるよ。」
「うん。」
「出ないの?」
「だって今 みきと電話してるんだよ。」
「出たら?お客さんだったらどうするの?」
・・・携帯が切れた・・・
「いくらなんでも 客が夜中に電話しないでしょ?」
「そうだね。」
「誰かなぁ?」
「彼女じゃない?」
「別れたって言ったでしょ!」
「別れたとは聞いてないよ。私の事を話したとは聞いたけどね・・・。」
「別れたよ。」
「そう・・・。」
また携帯が鳴った・・・。
「また鳴ってるよ。女の人じゃないの?モテ男は辛いね。」
「何 言ってんの。チョット待ってて。」
「うん。」
***********************
受話器の向こうに携帯で誰かと話してる彼。
私と話す声と違う・・・。
かしこまった様子の彼。
きっと携帯の相手は女の人。
何となくだけどワカル。
明らかに友達とは違う。
携帯の相手と電話が終わって
受話器に戻ってきた。
少し話込んでいると また携帯が鳴った。
「また鳴ってるよ。」
「ちょっと待ってて。」
今度はスグに出た。
相手は友達。
すぐにワカル。
彼の声が違うから。
電話に戻った彼が
「一体 今何時だと思ってるんだろうね?もう1時だよ。まったく 酔っぱらいは何考えてるんだか。」
「ごめんね。じゃぁ電話切るね。」
「みきは いいの!オレから電話してるんだし。みきが勝手に切っちゃダメなの!!」
「でも・・・。」
「いいの!オレが電話切るから それまで切っちゃダメだよ!」
「うん。」
ほんの数ヶ月前に戻ったみたいだった。
何だか涙が出てきた。
「みき 泣いてるの?」
「泣いてないよ。」
「泣いてるでしょ。ワカルヨ。もう電話切りたかったの?」
「違うよ。」
沢山 話たい事があったのに
話せなくて 彼の話ばかり聞いていた。
***********************
「また明日 電話していい?」
「・・・ヤダ。」
「どうして?夜中ならいいじゃん。」
「5分だけでも?」
「じゃあ今話せばいいでしょ。」
「オレが明日も話したいの!」
「起きてたらね。」
「約束だよ!」
「うん。」
明日も電話だぁ〜♪って喜べばいいのに
イヤって言っちゃう私・・・。
ホント バカ・・・。
少しだけのつもりだった。
気付いたら2時間経っていた・・・。
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他愛のない話。
少しギクシャクした感じだったけど
普通に話せるようになるまでは
そんなに時間はかからなかった。
普通に話してる自分が不自然なのかな?
受話器の向こうにいる彼は以前と変わらない。
土日にレースが控えている。
先日は久々に二日酔いになった。
仕事のこと・・・。
色々と話した。
彼の携帯が鳴った。
「携帯鳴ってるよ。」
「うん。」
「出ないの?」
「だって今 みきと電話してるんだよ。」
「出たら?お客さんだったらどうするの?」
・・・携帯が切れた・・・
「いくらなんでも 客が夜中に電話しないでしょ?」
「そうだね。」
「誰かなぁ?」
「彼女じゃない?」
「別れたって言ったでしょ!」
「別れたとは聞いてないよ。私の事を話したとは聞いたけどね・・・。」
「別れたよ。」
「そう・・・。」
また携帯が鳴った・・・。
「また鳴ってるよ。女の人じゃないの?モテ男は辛いね。」
「何 言ってんの。チョット待ってて。」
「うん。」
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受話器の向こうに携帯で誰かと話してる彼。
私と話す声と違う・・・。
かしこまった様子の彼。
きっと携帯の相手は女の人。
何となくだけどワカル。
明らかに友達とは違う。
携帯の相手と電話が終わって
受話器に戻ってきた。
少し話込んでいると また携帯が鳴った。
「また鳴ってるよ。」
「ちょっと待ってて。」
今度はスグに出た。
相手は友達。
すぐにワカル。
彼の声が違うから。
電話に戻った彼が
「一体 今何時だと思ってるんだろうね?もう1時だよ。まったく 酔っぱらいは何考えてるんだか。」
「ごめんね。じゃぁ電話切るね。」
「みきは いいの!オレから電話してるんだし。みきが勝手に切っちゃダメなの!!」
「でも・・・。」
「いいの!オレが電話切るから それまで切っちゃダメだよ!」
「うん。」
ほんの数ヶ月前に戻ったみたいだった。
何だか涙が出てきた。
「みき 泣いてるの?」
「泣いてないよ。」
「泣いてるでしょ。ワカルヨ。もう電話切りたかったの?」
「違うよ。」
沢山 話たい事があったのに
話せなくて 彼の話ばかり聞いていた。
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「また明日 電話していい?」
「・・・ヤダ。」
「どうして?夜中ならいいじゃん。」
「5分だけでも?」
「じゃあ今話せばいいでしょ。」
「オレが明日も話したいの!」
「起きてたらね。」
「約束だよ!」
「うん。」
明日も電話だぁ〜♪って喜べばいいのに
イヤって言っちゃう私・・・。
ホント バカ・・・。
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