昨日の夕方
「明日 家に居てね。」
電話で突然言われた。

しかし私は明日 おチビちゃんを病院へ連行する日。

「明日は出かけるんだけど。」
そう答えると
「もう送っちゃったんだよなぁ。困った。」

私「いったい何?」
彼「秘密だよ。珍しいものが手に入ったからさ。
明日の午後2時〜4時の時間指定しといたから。」
私「じゃあ 荷物が届いてから出掛けるね。」
彼「そうしてくれると助かるよ。ありがと。」
私「だって・・・。でも珍しいものって何???」
彼「オドントグロッサムなんだけど。知ってる?」
私「○☆△×☆□???え?何それ?」
彼「や〜い。みき知らないんだ〜〜!」
私「知らなくったって 日常生活に支障はないでしょ!フン!」
彼「お花だよ。蘭。かなり珍しい品種だから 知らない人は多いと思うよ。」
私「胡蝶蘭とは違うの?」
彼「違うよ。見ればわかるから。楽しみにしててね。」


彼は私がかなりのお花好きと思っているのかな?
確かに観葉植物やサボテンも育ててるし
切花を買ってきて生けてるけど・・・。
彼が贈ってくれるものは 高価なものばかり。
しかも手入れが大変。
素人でも簡単に出来るものではないのだ。(困)


***********************

今朝は朝の6時過ぎに寝た。
荷物は時間指定されているから 最低でも
お昼過ぎまで眠れる。

・・・お昼前・・・

子供に起こされた。

リビングでボケ〜っとしてると
チャイムが鳴った。

???誰だ???
荷物が届く時間じゃないのに。
玄関まで行くと 宅急便だった。
ドアを開けると ドライバーさんが車から大きな荷物をそっと降ろしていた。
『○○様から お花のお届けものですよ。』
「ありがとうございます。」

大きな箱をリビングに運び込んだ。
子供が驚いてる。
ダンボール箱の蓋ができなくて
蓋代わりにセロハンで封がしてある。
覗き込んだら 綺麗にラッピングされた鉢植え。
和紙に包まれた花が5個。
いかにも 高そう。。。
中にはガイドブックまで入っている。
恐れ多くて 箱から鉢植えを出すのが精一杯。
お花は和紙を少し開いて 見た。

彼にお礼のメールを打った。

***********************

いつもなら メールがすぐ来るのに
今日に限って来ない。

夕方メールがきたけど そっけない感じ。
2・3通メールのやり取り。

最後にきたメール
「なんか疲れました。今日、韓国の○○に行こうか
迷ってます。」

電話が鳴った。

電話の声は普段と変わらない彼。

彼に改めてお花のお礼を言った。


実は昨日の夕方の電話で
少しゴタゴタした話になった私達。
夜中も電話に出てくれなかった彼。
昨日から少し思い悩んでいたと言う。
今朝もメールが無かったのは
きっとそのせい。

私の方から話を振ってみた。
「韓国に行くの?急だね?」
彼「まだ迷ってるんだけどね。フライトまでは
まだ時間があるから・・・。」
私「そうなんだ。」
彼「昨日もずっと考えてて。」
私「ごめんね。」


彼が韓国へ出国したかはワカラナイ。
仕事が落ち着いたとたん 少しゴタついている
私達。
このまま お別れしてしまうのかな?

綺麗なお花を見て 私の心が少しでも癒されればそれでいいから。と言って電話を切った彼。

鉢植えの花を眺めていたら
涙が溢れて止まらなかった・・・。

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