イジワル

2002年11月22日
彼にイジワルするつもりは なかったのに・・・。
お酒のせいには したくないけど・・・。
思わず 口にだしてしまった私。
彼を困らせたかった訳でも 辛くさせたかった訳でもなかった。
自分で自分の気持ちを 抑えることが出来なかっただけ・・・。
また しばらくの間 夜中の電話が出来なくなるからなのかな?自分でも あの時の気持ちがワカラナイ・・・。

11月22日。
彼に逢いに行こうと思っていた日。
11月23日。
彼は彼女に会う日。

11月22日。私は自宅にいる。彼の所ではない。
自宅に子供と一緒にいる。

私は彼からの連絡がくるのを おとなしく待っていられず お酒を飲みながらバイトの電話を繋げていた。
気を紛らわしたい日に限って 客はつかまらない。1人だけ 私の気を紛らわしてくれる人がいた。
31才。独身。彼と1つ違いの人。Sさん。
Sさんは 私をかなり気に入ってくれた。
Sさんと話込んでいると 彼からメールがきた。
私は20分近く彼のメールを放置していた。

Sさんとのお話が終わって テレクラの電話を切り
彼の携帯に電話した。
彼は折り返し 自宅に電話をくれた。
彼は今日も かなりのお疲れモード。
私との電話でパワーを充電する。彼のここ数ヶ月間の習慣なのです。

彼は「バイトの方は どう?」と聞いてきた。
私「今日はY県の人に 気に入られちゃった〜。」
彼「みきは モテモテでいいね。」
私「いいでしょ?私もY県の人が気に入ったよ。」
彼「へえ〜。珍しいね。」
私「気に入ったから 携帯番号教えちゃった!」
彼「うそっ?嘘だよね?」
私「嘘じゃないよ!!番号交換したよ。」
彼「みき何やってんの?どうして?」
私「だって・・・。」

もちろん サクラの私が携帯番号は教えていない。
彼にイジワルしただけ・・・。

彼「みき お酒飲んでるでしょ?」
私「飲んでるよ!悪い?飲まなきゃやってらんない時だってあるよ・・・。」
彼「何かあったの?」
私「・・・だって 今 私ここにいるんだよ?ホントなら 今T(彼)のそばにいるはずなのに・・・
。私 何で ここにいるの?」
彼「・・・・・・。みき こっちに来るか?」
私「行きたいけど 行ってもTは私に逢ってくれないもん。行っても意味ないでしょ?」
彼「やはり1度は逢わなきゃダメだよな・・・。」
私「無理しなくていいよ。」

彼は また改めて考えたいと言い出した。でも きっと同じ。それなら考える必要なんてないのだ。
彼は自分がズルイから 私を泣かせてしまう。と
言うけれど きっと私の方がズルイよ・・・。
でも彼は私を責め立てることはしない。

彼は私を失いたくないと言う。それは私も一緒。
でも私は 彼女の存在を知ってしまった以上 このままではいけない気がした。
彼との連絡を断ち切ってしまえばいいのに 好きだから今はできない。私が彼の気持ちを揺らしているのだと思う。
彼は私からの連絡が途絶えても オレから連絡をつけるよと言う。
別に彼に私と一緒になってなんて言ってない。
私のことが好きなのに・・・。そんな気持ちで他の人と付き合わないで・・・。私のことが嫌いになったのなら諦めもつくのに。
正直に話した。

彼は気持ちを整理すると言った。 
  

 


 

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